『チャス・コビエティ(女性の時間)』

CZAS KOBIETY /『チャス・コビエティ(女性の時間)』

アンナ・マリア・ヨペックが出演した舞台『CZAS KOBIETY』の初演から二年を経て、アンナ・マリアとロベルト・クビシンは、舞台で毎晩演奏していた音楽を回想しながらレコーディングに取り組んだ。 その音楽とは、ポーランド演劇界の巨匠レシェック・モンジクとの協力の元で、ルブリンにあるTeatr Stary劇場で上演された『CZAS KOBIETY』の音楽である。 

アンナ・マリアとレシェック・モンジクの演劇で伴奏された意味深い音楽の語りは、独創的で前衛的であり、艶やかだと評されている。40分にわたる演奏で は、一つとして言葉が発せられることはない。アンナ・マリアはクラシック音楽とジャズを頭に入れ、監督から与えられた役割に合わせて、自分の発声方法を作 り上げた。「40分間で自分の人生を演じて、歌わなければなりません。精神力が必要で、意味深い体験です。」とアンナ・マリアは語る。 

『CZAS KOBIETY』では、声もベースの伴奏もシンプルでわかりやすいエチュードでありながら、壮大な世界観が繰り広げられている。この作品は、アンナ・マリ アと長きにわたり共演しているベーシストのロベルト・クビシンと二人だけで作成された。当時、アンナ・マリアがキューバの偉大なピアニスト、ゴンサロ・ル バルカバとのコラボレーションアルバム『Minione』の制作で多忙を極めたため、『CZAS KOBIETY』のレコーディングは2017年8月の完成となった。『CZAS KOBIETY』は上演前から大きな注目を浴び、まだ脚本と音楽が完成していない、リハーサルが始まる二カ月前の段階で、既にチケットが売り切れになる程 の人気を集めた。
この作品は、ルブリンのTeatr Stary劇場に足を運べなかったファンの方のために… 

ALBUM IS AVAILABE HERE

1. POCZĄTEK | BEGINNING
2. NARODZENIE | BIRTH
3. BŁOGOSTAN | BLISS
4. KARUZELA CZASU | CAROUSEL OF TIME
5. ZAKOCHANIE | FALLING IN LOVE
6. OBRÓT CZASU | TURNING OF TIME
7. RDZA | RUST
8. POJEDNANIE | RECONCILIATION
9. EPILOG | EPILOGUE